『メッセージ』(16)、『ブレードランナー 2049』(17)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、フランク・ハーバートの伝説的SF小説を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』(公開中)。アメリカやイギリスをはじめ世界34の国と地域で興収ランキング初登場1位を獲得するなど、全世界で大ヒットを記録していることを受け、本作の続編制作が正式に発表された。

本作は、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる“砂の惑星デューン”を舞台に、未来が視える能力を持つ青年ポール・アトレイデスが全宇宙の平和のために立ち上がる姿を描く物語。壮大な原作の完全映像化を望んでいたヴィルヌーヴ監督は、かねてから2部作構想であることを語っていたものの、なかなか正式決定には至らず。先日行われたロンドンでのプレミアの際、ポール役のティモシー・シャラメをはじめキャスト陣は続編への強い意欲をのぞかせていた。

そして日本時間27日の朝方、ついに『DUNE:PART TWO』の製作が正式発表。レベッカ・ファーガソンやジョシュ・ブローリンらキャスト陣は各々のSNSで喜びのコメントを投稿し、音楽を担当したハンス・ジマーは「よかった、まだ音楽のアイディアが残っている」と安堵のコメント。さらに原作者の息子であるブライアン・ハーバートも「PART ONEを愛してくれるファンの皆さんのおかげでGOサインが出ました」と喜びをあらわにした。現時点で『DUNE:PART TWO』は、2023年10月20日(金)の全米公開を予定しており、日本でも2023年内に公開される見込み。

また、以前「この映画体験にただただ圧倒されました」とコメントを発表したクロエ・ジャオ監督につづき、先日クリストファー・ノーラン監督が本作を大絶賛。「実写映像とコンピューターによるビジュアル・エフェクトを、かつてないほどにまでシームレスに融合させた作品。あらゆる面でとても魅力的でした。凄い作品だと思います。何回か観させていただく機会がありましたが、そのたびに新たな発見があり、その世界についてさらに詳細に知ることができました」と熱烈な賛辞を贈り、「ビッグスクリーンで観るために作られた映画。世界中の映画ファンにとって幸せなことであり、贈り物なのです」と、劇場での鑑賞を推奨した。

世界で初めてラージフォーマットIMAXを超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed for IMAX」に認定された本作は、日本でも興行収入のおよそ3割をIMAX上映が占めるなど、多くの観客がその圧巻の世界観に酔いしれている。是非とも映画館に足を運び、大スクリーンで『DUNE』の世界を堪能してほしい!

文/久保田 和馬