ウェス・アンダーソン監督最新作『フレンチ・ディスパッチ』ジェフリー・ライトやエドワード・ノートンの姿も!予告映像&新場面写真が一挙到着
ウェス・アンダーソン監督の長編第10作目となる本作。20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部を舞台に、編集長が急死し遺言によって廃刊が決まったことから、一癖も二癖もある才能豊かな記者たちによる追悼号にして最終号の選りすぐりのストーリーが描かれていく。ウェス監督が脚本も手掛け、ベニチオ・デル・トロやエイドリアン・ブロディ、レア・セドゥ、ティモシー・シャラメなど豪華キャスト陣が勢ぞろいしている。
このたび到着したのは、本作の最後に描かれる第三話「警察署長の食事室」のストーリーについて紹介する予告映像。ジェフリー・ライト演じる食を愛する博識家の記者ローバック・ライトが、リーヴ・シュレイバー演じる司会者とともにトークショーに出演し、“千発パンチ”と名付けられた珍事件を語るカットから映しだされる。アンニュイ警察署長(マチュー・アマルリック)のお抱え天才シェフでもあるというネスカフィエ(スティーヴン・パーク)を取材するため、署長の食事室に招かれたローバックだったが、署長の一人息子が誘拐されたことで大騒動へと発展し、激しい銃撃戦やチェイスなど予想もしなかった衝撃の展開が繰り広げられていく。ウェス監督らしいアニメーションもカットインするほか、エドワード・ノートンやシアーシャ・ローナン、ウィレム・デフォーなど名優たちが演じる様々なキャラクターも映しだされていく。
ウェス監督作品の常連キャストであるエイドリアン・ブロディは、本作について「『フレンチ・ディスパッチ』は名監督による傑作だと言えます。監督の進化を間近に観られたことも素晴らしい経験です。いろんな意味で画家の成長に似ていると思います。より深く、より鮮やかな成長です。どの1コマにも、真の芸術家の魂がこもっています」と絶賛。ウェス監督が新境地に挑んだ本作にますます期待が膨らむ!
文/富塚沙羅