おうちで“好きな時に好きなデバイスで観られる”動画配信(VOD)サービスNetflix。映画やドラマ、ドキュメンタリーまで、オリジナルコンテンツを多数そろえた豊富なラインナップの中から、1月から配信スタートとなった注目作をご紹介!

■ベストセラーを映像化した作品が気になる…
13日より配信中されたのが、2019年に映画化もされたジャーナリストの望月衣塑子による同名ベストセラーをドラマ化した「新聞記者」だ。報道に対して強い信念を持ち“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公が、政府の汚職疑惑を巡る深い闇に対し、届けたい小さな声と世論や組織、権力といった大きな力との板挟みに遭いながらも、真実を暴こうと奔走する物語。映画版でも監督を務めた藤井道人が再びメガホンを握る。

権力に屈しない主人公の新聞記者を米倉涼子が演じるほか、組織のやり方に翻弄される若手官僚役に綾野剛、映画では登場しなかった新聞配達員の就活生に横浜流星、さらに寺島しのぶ、吉岡秀隆など豪華キャストが集結している。

21日(金)より配信開始となる『ミュンヘン: 戦火燃ゆる前に』は、『ゴーストライター』(10)の原作者で共同脚本も務めた作家のロバート・ハリスの世界的ベストセラーを映像化した作品。ヨーロッパに大戦の影が忍び寄る1938年秋、ヒトラーがチェコスロバキアへの侵攻を準備する一方、チェンバレン首相の英国政府は平和的な解決を図ろうとしていた。そんな状況を、なんとか戦争を回避しようと裏で画策する英国役人とドイツ外交官の視点から描きだす。

緊張が高まるなか、緊急会談のためミュンヘンに集まった2人。交渉が進むにつれ、旧友である2人は、政治的策略と深刻な危機の渦中に飲み込まれていく…という重厚なストーリーが期待できる1作となっている。

さらに13日から見ることができる『傲慢な花』もまた、ノーラ・ロバーツの同名小説を映画化したミステリーで、ロバーツ自身も脚本として参加している。ミステリー作家で犯罪専門家の主人公が、自慢の推理力を活かして妹が殺害された事件の謎に迫っていくというミステリースリラー。主人公を『コマンドー』(85)の娘役で知られるアリッサ・ミラノが演じる。

■ジェームズ・ワンが手掛けるドラマなどスリリングな作品が多数
7日からはクロエ・グレース・モレッツ主演のSFスリラー『マザー/アンドロイド』が配信開始。暴走したアンドロイドたちの突然の反乱により、終末を迎えた世界を舞台に、出産を控える女性とその恋人が安全地帯を目指し、決死の覚悟で危険な旅を続けていくというスリリングな1作だ。

監督&脚本は、『プロジェクト・パワー』(20)や『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(3月11日公開)でもノンクレジットながら脚本を務めているマットソン・トムリンが担当。『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08)や『猿の惑星: 新世紀』(14)など数々のSFを手掛けてきたマット・リーヴスが製作を務めており、どのような描写で終末の世が映しだされるのか、気になるところだ。

また『マリグナント 狂暴な悪夢』(公開中)が好評のジェームズ・ワン監督が製作に名を連ねたオリジナルシリーズ「アーカイブ81」も、本日14日から見ることができる。1994年に撮影された損物のビデオテープを修復する仕事を引き受けたアーキビスト(公文書館専門職員)のダンは、行方不明になっている映像作家メロディの作品の修復を続けていくうちに、彼女が続けていたある調査に引き込まれていく。だが、それは危険なカルト集団に関するもので…。

この超常現象ホラードラマは同名の人気ポッドキャストに着想を得ており、ショーランナーを「ザ・ボーイズ」の脚本家レベッカ・ソネンシャインが担当。また「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で演出を手掛けたレベッカ・トーマスが多くのエピソードでメガホンを握っている。

さらに「イカゲーム」で大躍進を遂げた韓国ドラマからは、サバイバルホラードラマ「今、私たちの学校は...」が28日(金)より配信。同名のウェブトゥーンを原作としており、突如ゾンビウイルスが広がった高校を舞台に、生き残りを懸けた生徒たちの物語が繰り広げられる。『完璧な他人』(18)などを手掛けたイ・ジェギュが監督を務め、『はちどり』(18)の主人公を演じたパク・ジフや「イカゲーム」でも注目を集めたイ・ユミも出演。韓国ドラマの次なる最注目作と言えるだろう。

■あのドラマも完結、人気ドラマシリーズの続編も大量!

人気ドラマの新シーズンも多数ラインナップされている1月。21日からは、ジェイソン・ベイトマンが主演、製作総指揮、監督を務め、エミー賞でも数々の賞を受賞したクライムドラマ「オザークへようこそ: シーズン4 パート1」がスタートとなる。

ファイナンシャルプランナーで麻薬カルテルの資金洗浄を裏家業とする主人公マーティとその家族が争いに引きずり込まれ、ミズーリ州オザークで資金洗浄をしながら暮らすことを余儀なくされてしまうという、ダークな物語が繰り広げられる。シーズン4でついに完結となる本作。パート1ではどのような衝撃的なラストへつながっていくのか注目したいところだ。

「スノーピアサー: シーズン3」も25日(火)より毎週新着エピソードが放送される形で配信される。映画版を手掛けたポン・ジュノ監督が製作に携わる本作は、氷河期が訪れた近未来、雪に覆われてしまった地球を走り続ける永久機関列車スノーピアサーを舞台に、格差社会を描いたディストピアシリーズだ。

列車の最後尾の住人であった元刑事の主人公レイトンと、スノーピアサーの開発者であるウィルフォードとの対立が描かれたシーズン2に続く今作ではどのような物語が紡がれるのか?シーズン4の製作も決定しているため、いっそう気になるところだ。

そのほか、妻に先立たれ、生きる気力を失い自暴自棄になった中年男性の失意の日々と再生が題材のリッキー・ジャーヴェイス主演のコメディドラマの完結編「After Life/アフター・ライフ: シーズン3」も14日から配信されるほか、ニューヨーク州の小さな町で起きる不可解な事件に挑む刑事を主人公としたアンソロジー・シリーズ「The Sinner −隠された理由−: シーズン4: パーシー」(26日配信)など注目作がめじろ押しとなっている。

グッと寒い日が増えたこの頃、ぜひこれらのNetflixのコンテンツと共に快適な自宅での時間を過ごしたいところだ!

文/サンクレイオ翼