『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)や『犬ヶ島』(18)で映画ファンを魅了してきたウェス・アンダーソン監督の長編監督第10作となる最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が1月28日(金)より公開。このたび本作の魅力をウェス監督や豪華キャスト陣が語る、メイキング入り特別映像が解禁された。

本作の舞台は20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。才能豊かな記者たちが書き上げるあらゆるテーマに深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を集めていたが、ある日編集長が急死。その遺言によって廃刊が決定してしまい…。ベニチオ・デル・トロやジェフリー・ライト、ティモシー・シャラメといったウェス組初参加のキャストから、エイドリアン・ブロディやレア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、マチュー・アマルリック、ビル・マーレイといったウェス組常連俳優たちまで、類を見ない豪華キャストが集結したことでも注目を集めている。

このたび解禁された特別映像は、ウェス監督自らが本作の3つのキーワードについて説明するところから始まる。そこで挙げられるのは“アンソロジー”、“「ザ・ニューヨーカー」”、“フランス映画”。そしてティルダ・スウィントンやデル・トロ、シャラメらキャスト陣が物語の舞台背景について語る姿が、本編映像とともに映し出されていく。また、劇中のキャラクターのモデルになった実在の人物などオマージュの数々が明らかにされたり、屋外セットでの撮影風景を収めたメイキング映像も。

先日発表された第79回ゴールデン・グローブ賞では作曲賞にノミネートされた他、第94回アカデミー賞の前哨戦となる各地の批評家協会賞では美術部門や脚本部門を中心に多くの賞で受賞/ノミネートを果たすなど、またしても多くの映画ファンの心を掴んでいる“ウェス・アンダーソンワールド”全開の本作。是非とも劇場で、ウェス渾身のストーリーと豪華キャストが織りなす唯一無二のアンサンブルを堪能してほしい。

文/久保田 和馬