第32回となる、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の開催が決定。3年ぶりのリアル開催となり、モリケンイチによる本年度のキービジュアルも解禁となった。

毎年、北海道夕張市で行われている本映画祭。新型コロナウイルス感染予防及び感染防止の観点から、昨年と一昨年はオンライン動画配信サービス「Hulu」での配信で実施されていた。今年は7月28日(木)〜8月1日(月)の5日間をオンラインで開催、そして、夕張市での現地開催を7月29日(金)〜31日(日)の3日間で行うとのこと。4月8日に締め切った2大コンペティションの応募総数は、昨年比約1.5倍となる762作品だったといい、数多くの海外作品、国内作品が寄せられている。

キービジュアルでは、現代社会の深刻なテーマとキモカワ、ユーモア、ホラー、エロスなどエンタメが同居する世界観を描いてきたモリらしく、誰しもが体験する映画がはじまる前のワクワクと、ファンタスティック映画ならではの怖いもの見たさが入り混じった劇場の雰囲気にあふれており、3年ぶりの現地開催、かつ初めての夏季の現地開催に挑む映画祭に相応しい仕上がりになっている。客席で上映を待つ、スクリーンを輝かせてきた映画の登場人物のようなキャラクターにも注目だ。

期間中は配信とリアルでコンペ選定作品の上映が行われるほか、様々な企画も準備しているとのこと。30年以上に渡りクリエイターを応援し続ける「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が見せる新たな姿に期待が高まる。

<コメント>

●モリケンイチ(キービジュアル、画家)

「僕は幼年時代に炭鉱閉山前の夕張に数年住んでいましたので、この話をいただいた際には本当に嬉しく、感慨もひとしおでした。道⺠にとって誇りでもあるこの文化イベントが歩んできた、夕張に代表される炭鉱街の険しい歴史を思うとき、他人ごとではない強いシンパシーを覚えずにはいられません。今回描いた絵柄のイメージには、多くの映画人たちがこのコンペにかける想いと、数多くの作品が伝え続けてきた映画の魔法に期待する、映画ファンたちの想いを重ねて表現しています。日本のファンタスティック映画が積み重ねた歴史の上に、新たな魅力が付け加わるかもしれないというワクワクするような予感が伝わってくれるといいなと思います」

●於保浩之(HJホールディングス株式会社代表取締役社長)

「Huluが【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭】のスペシャルサポーターになって3年目となります。1990年より続く伝統ある映画祭の開催に引き続き関わることが出来て大変光栄です。今年もたくさんのイマジネーションとエンターテインメント性豊かな映画が上映されます。Huluでの配信を通して、全国の皆様に感動体験をお届けし、かけがえのない時間を過ごしていただけたら幸いです。今年もゆうばり国際ファンタスティック映画祭をHuluでお楽しみください」

文/サンクレイオ翼