モナコ公国のアルベール2世大公が、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。公室が現地時間4月13日に声明で明らかにしたもので、「アルベール2世大公は、新型コロナウイルスに感染しました。無症状で健康状態に懸念すべき点はありません。内閣や政府、アドバイザーらと連絡を取り合いながらリモートで働いています。公国が実施している感染対策にのっとって、隔離期間を過ごしています」とのこと。

アルベール2世大公がコロナに感染したのは、2020年3月に続いて2度目。その際にも、シャルレーヌ公妃およびジャック公子とガブリエラ公女の感染の有無については明らかにしていなかったが、今回も、3月に療養先からモナコに戻っているシャルレーヌ公妃や子どもたちの感染有無については、公表されていない。

「People」によればアルベール2世大公は感染を公表した同日夕方、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で開催されるチャリティガラに出席し、海洋環境問題への取り組みを称える賞を受け取る予定だった。体調は問題ないが、飛行機に乗ることができないとして、バーチャルでスピーチをすることになった。

欧州ロイヤルファミリーとしては、スウェーデンのヴィクトリア皇太子とダニエル王子夫妻、イギリスのチャールズ皇太子などが2度にわたってコロナに感染している。

文/JUNKO