1987年に劇場公開された長編アニメーション映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』。今年35周年を迎える本作の4Kリマスター版によるリバイバル上映の公開日が10月28日(金)に決定し、あわせて予告編が解禁となった。

本作は、山賀博之監督をはじめ、庵野秀明や貞本義行、樋口真嗣など、後に多くの傑作を世に送りだすトップクリエイターが集結した制作集団ガイナックスと、バンダイがタッグを組み制作された、両社にとって初の長編アニメーション映画。通貨や言語、文化に至るまで、全てゼロから作り上げられた膨大且つ緻密な世界観は、その世界で息づくキャラクターとともに高い評価を得ている。

“戦わない軍隊”として、人工衛星すら満足にあげられない「王立宇宙軍」の兵士シロツグ・ラーダット(声:森本レオ)。政府に見放され、訓練もさぼってばかりのシロツグだったが、ある日、街で紙の教えを説く不思議な少女リイクニ(声:弥生みつき)との出会いをきっかけに、運命が大きく変化していく。

今回公開となった予告編では、庵野の作画による迫力のロケット打ち上げシーンから始まり、主人公シロツグのバイクシーンや飛行訓練シーン、ロケット打ち上げをめぐる戦闘シーンなど、劇中の印象的なシーンが4Kリマスター化によってさらなる迫力を帯びて迫る、リバイバル上映への期待値がより一層高まる内容に。

さらに、4Kリマスターメモリアルボックス (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc)の発売もあわせて決定。流通限定販売の「特別限定版」と「通常版」の2アイテムの発売となり、「特別限定版」には、全編収録としてはこれが初となる「絵コンテ集(1986年10月4日バージョン、430P予定)」が付属する。「特別限定版」は上映劇場にて10月28日より先行販売をするほか、ECサイトのA-on STORE、EVANGELION STORE限定で11月4日から販売開始予定。また、「通常版」は11月25日より、一般流通にて発売するとのこと。

また、本作の新しいプロジェクトとして「NFT(Non Fungible Token)非代替性トークン」に向けた、新作描き下ろしデジタルアートの制作が行われる。本デジタルアート「王立宇宙軍2022」は、「超時空要塞マクロス」、「機動戦士ガンダム」、「スター・ウォーズ」などのパッケージアートのイラストなどを手掛けるマルチクリエイター天神英貴による5分のデジタルアートとなっている。本作品は、5月27日から日本橋で開催される三井不動産創立80周年記念イベント「クリエイター特区プロジェクト」で設営される、リアルとアンリアル(バーチャル)ギャラリー内に展示され、同時にNFTマーケット「OpenSea」上で販売される予定。

35周年の節目を迎え、新たに動きだした『王立宇宙軍 オネアミスの翼』。一流スタッフが集結して描く緻密な世界を再び劇場で味わってみてはいかがだろうか。

文/サンクレイオ翼