『恋におちたシェイクスピア』(98)でアカデミー賞主演女優賞などを総なめにしたグウィネス・パルトロウだが、現在女優業に一切未練はないようだ。

米「SUNDAY TODAY」の特番では、パルトロウの華々しいキャリアを特集したのち、2008年に立ち上げたライフスタイルブランド「GOOP」のニューヨーク州ロングアイランドのオフィスを訪問した様子をオンエア。映画では『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(15)を最後に、「アイアンマン」シリーズのペッパー・ポッツ役で「アベンジャーズ」シリーズに登場しているほか、Netflixのテレビシリーズなどに出演しているものの、2016年に「GOOP」のCEOに就任してからは完全に女優業から実業家にシフトしていることについて問われたパルトロウは、「女優業にはまったく未練がありません。周囲は映画に出演させようとするけれど、いまやっていることが本当に好きです。もちろんコロナや不景気などいろいろあって責任は重いけれど、友人たちや子どもたちと過ごす人生がいいんです。映画の撮影でホテルに6週間も1人で閉じこもる生活には戻りたくないです」と語っている。

また、プロデューサーの父と女優の母ブライス・ダナーを持つパルトロウにとって、女優になることはある意味必然だった一方、『恋におちたシェイクスピア』で一気にスターダムにのし上がり、一挙一動に注目が集まったことで、自身の立ち位置に違和感を覚え始めたことも明らかに。また当時は気が付かなかったものの、同作で共同製作を務めたミラマックスの当時のトップが、後にセクハラや性的暴行などの罪で禁固23年の刑を言い渡されたハーヴェイ・ワインスタインだったことも関係し、女優業に喜びを見いだせないどころか、ショウビズ界に生きることに苦痛を感じるようになったようだ。

パルトロウの親友で、家族を持ったことで「女優業に未練なし」と引退宣言をしたキャメロン・ディアスは、先日女優復活宣言をしたところ。しかしパルトロウは完全に引退したわけでもなく、また母親と“ある時点”で女優に戻るという約束を交わしたことも明らかにしていることから、銀幕に戻ってくる日は確実に訪れる模様。しかし現時点では、フルタイムの女優に戻る気は一切なく、実業家としての仕事に集中し、充実した日々を送っている様子。9月27日で50歳になることについても、「40歳になる時は最悪の気分だったけど、50歳になるのはとてもハッピーだし楽しみにしている」と語っている。

パルトロウは、ブラッド・ピットとの婚約破棄やベン・アフレックとの破局を経て、2003年にクリス・マーティンと結婚。アップル(18)とモーゼス(16)を授かるが、2014年に離婚。2018年に、プロデューサーのブラッド・ファルチャックと結婚した。

文/JUNKO