嵐の初めてのライブフィルムとして昨年11月に公開され、2021年の実写映画興行収入No.1の大ヒットを記録。今年春には全米135館でも公開されるなど国境を越えて話題を博した『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の公開1周年記念上映が、現在全国203劇場で開催中。その初日にして、嵐にとって23回目のデビュー日でもある11月3日に、待望の“声を出せる応援上映”が行われた。

2018年11月から1年以上にわたり50公演が行われ、累計237万5000人を動員した20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour5×20」の期間中に行われた1日限りのシューティング・ライブの模様を、計125台のカメラを使用して収めた本作。メガホンをとったのは、嵐の5人が主演を務めた映画「ピカンチ」シリーズや、テレビドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」「Stand Up!!」などを手掛けた堤幸彦監督。

丸の内ピカデリーでは“声を出せる応援上映”が全3回実施されたが、チケットはすべて完売。それぞれのグッズと想いを携えて集まったファンで上映前から劇場はライブ会場さながらの熱気にあふれていた。待ちに待った上映が始まり、1曲目の「感謝カンゲキ雨嵐」のイントロが流れるや割れんばかりの歓声が上がり、中盤の「A・RA・SHI」でその興奮は最高潮に。デビュー日にデビュー曲をみんなで心を合わせて熱唱、歓声を上げる。ここ数年叶わなかったかつての日常を取り戻す瞬間に、思わず涙を流すファンの姿も見受けられた。

参加したファンは「臨場感があって体感的にもライブと一緒だった」「ファンのみんなと久しぶりに“嵐”コールができてうれしかった」と、一様に“声を出せる応援上映”に大満足の様子。「コロナ前の夢の時間が戻ってきたようで鳥肌ものだった」との声も聞かれ、まるでライブ後のような多幸感のなかでイベント上映は幕を下ろした。

観客動員151万人・興行収入50億円をまもなく突破する見込みの本作。公開1周年記念上映は12月1日(木)まで行われる。

文/久保田 和馬