『ソウ』(04)、「死霊館」、「アナベル」シリーズで知られる巨匠ジェームズ・ワンと、「ハロウィン」シリーズのジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが待望の再タッグを組んだサイコスリラー『M3GAN/ミーガン』(6月9日公開)。本作より、スタッフ&キャストが本作の魅力を語る特別映像が到着した。

全米興収9,504万ドル(約131億円)、全世界興収1億7,611万ドル(約243億円)突破の大ヒットとなっている本作。交通事故で両親を亡くし、悲しみからふさぎこんでしまった9歳の少女ケイディは、おもちゃメーカーの研究者である叔母のジェマに引き取られ、研究段階のAI搭載の人形M3GAN(ミーガン)をあたえる。ケイディは“彼女”との交流によって笑顔を取り戻していくが、ケイディによかれと思えることを次々と実行していくミーガンの愛情は、やがて狂気へ変わっていく。


今回解禁されたのは、本作の豪華キャスト、製作陣が怖さと可愛さが満点のミーガンの魅力を存分に語る映像だ。冒頭、ミーガンと生活をともにすることで次第に彼女に依存していくこととなるケイディを演じたヴァイオレット・マッグロウは「ミーガンは優しい」と、自身の役柄と同じ印象を持っている様子をうかがわせる。続けて製作、原案のワンは「ミーガンは個性豊かだ」といままで彼が生みだしてきたどのキャラクターにも当てはまらないユニークさがある旨をアピール。また、監督のジェラルド・ジョンストンとミーガンの生みの親ジェマを演じたアリソン・ウィリアムズも「家庭教師のようでもあり、理想の友達」と彼女を称賛。しかし、彼女の狂気とも呼べる怒りを買うキャラを演じたキャストたちからは「首がゆっくり動くと気味が悪い」と言われてしまっている。ジェイソン・ブラムは「すべての電子機器を切りたくなるよ」とコメント。ミーガン自体の怖さのみならず、テクノロジーに溢れた現代社会への警鐘をならすような作品であることを予告している。

愛らしくて魅力的な仕草を見せたかと思うと、次の瞬間には悪意に満ちた危険な顔を見せるミーガンは、劇場をどのような恐怖に陥れるのだろうか?注目のサイコスリラーをぜひ劇場で目撃したい。

文/鈴木レイヤ