7月最終週の映画動員ランキングは、多くの学生が夏休みに入ったことを象徴するかのように平日の好稼働も目についた『怪盗グルーのミニオン大脱走』がV2を達成。週末2日間で動員42万8000人、興収5億3000万円をあげた。同シリーズの日本での最終興収は、『怪盗グルーの月泥棒』が12億円、『怪盗グルーの危機一発』が25億円、『ミニオンズ』が52億円と、新作が作られるたびに記録が倍増。初日から10日間での累計興収が、『ミニオンズ』の同興収比で112.7%をマークしている本作が前3作を上回る成績を残す可能性は高そうだ。

トップ10にランクインした3本の新作の中で最上位を飾ったのは、トム・クルーズ主演のアクション・アドベンチャー作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。本作は、ユニバーサル・スタジオによる怪人映画のクロスオーバー・プロジェクト“ダーク・ユニバース”の第1弾。第2弾以降の作品として、ハビエル・バルデム出演の『フランケンシュタインの花嫁』、ジョニー・デップが主演する『透明人間』などの製作がアナウンスされている。

3位には、住野よるの同名ベストセラー小説を実写映画化した『君の膵臓をたべたい』が初登場。ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役で知られる浜辺美波と、ダンスロックバンド「DISH//」のリーダー・北村匠海というフレッシュな2人が主演を務め、映画オリジナルとなる12年後のパートを小栗旬&北川景子が演じている。男女問わず広い世代から高い作品満足度を得られているようで、口コミ次第でさらなる動員を見込めそう。

窪田正孝主演の『東京喰種 トーキョーグール』は5位発進。アニメや舞台、ゲーム化されてきた石田スイの原作コミックは累計発行部数2300万部超えの人気作。清水富美加、大泉洋、蒼井優ら豪華キャスト陣が名を連ねている。

公開2週目以降の作品では、4位の『銀魂』(先週2位)、6位の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』(先週4位)、7位の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(先週3位)、8位の『メアリと魔女の花』(先週6位)、9位の『カーズ/クロスロード』(先週5位)がそれぞれ順位を落としたものの、いずれも幅広い観客層に支持され引き続き好調を顕示。夏休み本番を迎え、乱立する話題作とのパイの奪い合いがますます激化しそうだ。【トライワークス】