スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の特別映像解禁セレブレーションイベントが2月1日にVR ZONE SHINJUKUで開催され、来日を果たした原作者のアーネスト・クライン、プロデューサーのドナルド・デ・ラインが登壇。日本のクリエイター陣も参加し、本作への期待度を語った。

本作は荒廃した2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム“オアシス”の謎を探る少年を描くSFエンタテインメント。この日は、「ソードアート・オンライン」の原作者・川原礫、同作の劇場版監督・伊藤智彦、『キングコング:髑髏島の巨神』日本版ポスターを手掛けたイラストレーター・開田裕治、「ワンパンマン」の作画・村田雄介、YouTuberのMEGWIN、VRエンタメ界を牽引するコヤ所長としても知られる小山順一朗、アメコミ評論家の杉山すぴ豊も登壇した。

ステージでは、特別映像とともに門外不出のコンセプトアートも披露された。クラインは「“オアシス”のなかでは自分のアバターを作ることができるんだ。どんな格好をさせてもいい。お気に入りの映画、漫画やアニメのキャラクターから作ることだってできる」と劇中のVR世界について解説。80年代カルチャーを中心に世界中の人気キャラが大集合するが、日本のコンテンツも数多く登場する。

公開された映像では、『AKIRA』(88)の金田バイクがレースを繰り広げるシーンも。「機動戦士ガンダム」のモビルスーツ「RX-78-2 ガンダム」のコンセプトアートがお目見えすると会場からは「かっこいい!」と大歓声が沸き起こり、クラインは「ガンダムは大きなバトルを繰り広げる」とニンマリ。「『カウボーイビバップ』のソードフィッシュも出てくるよ」と明かして観客の期待度を高めたが、「日本のポップカルチャーを見て育った。とても影響を受けている」と愛をあふれされていた。

特別映像やコンセプトアートを見た川原は「VRもののおもしろさって、仮想世界と現実との対比が大切。現実世界の描き方も最高にクール。パクりたい」と正直な胸の内を吐露、開田も「ガンダムに萌えますね。映画の天才・スピルバーグが最新技術で映像化してくれるなんて!」と興奮しきり。

クラインは「僕は『SAO』も大好き。お返しとして、こちらからも日本のクリエイターにインスピレーションを与えられたらうれしい」と自身の血となり肉となっているジャパニーズカルチャーへの感謝を表し、最後には「あるキャラクターのアバターには三船敏郎さんの顔を使っている。スピルバーグが彼と友だちだったから、ご家族の許可が得られたんだ」ととっておきの秘密も教えていた。(Movie Walker・取材・文/成田 おり枝)