大泉洋が主演を務め、北海道を舞台にした『しあわせのパン』(12)、『ぶどうのなみだ』(14)に続くヒューマンドラマ第3弾『そらのレストラン』が本日25日より公開。過去2作同様に、食を通じた人間たちの交流が描かれる本作から、見た目も鮮やかな自然派料理たちをチェックしていきたい!

北海道・せたな町で酪農をしながら、妻と娘と家族3人で暮らし、同時にこの地でしか作れないチーズを作ろうと奮闘する主人公の亘理(大泉洋)。仲間たちと持ち寄った食材を美味しくいただく、そんな幸せな日々を過ごしていた。ある日、札幌から有名レストランのシェフがやって来る。食材の味を最大限に引き上げる彼の料理に心動かされた亘理は、この味をもっと多くの人たちに知ってほしいと、仲間と共に1日だけのレストランを開くことを思いつき…というストーリーだ。

亘理が作るチーズをはじめ、登場人物が育てた野菜やお米、捕まえた魚介類など、北海道の地で採れる食材を使用した料理はどれも見ているだけでよだれが出てしまいそうなものばかり。お手製のチーズにこんがりと焼き目がついたトーストに、ケチャップではなくトマトがそのまま添えられたオムレツなど、自然な彩りにあふれた、なんてすてきな朝ごはん!

また本作は、実際にせたな町で、外部からの力を極力排した“循環農業”と呼ばれる方法を行っている自然派農民ユニット“やまの会”をモデルとしている。彼らが実際に行っているイベントから着想を得たという1日限定レストランのシーンでは、イカやエビという海の幸に野菜類が重ねられた、その名も“空と海と大地のミルフィーユ”に、赤身の鮮やかな羊肉にカラフルなソースが添えられた“虹色ファームのマトンのロースト”など、見ているだけで楽しくなるような美しい料理が次々とテーブルの上を彩っていく。

広大な大自然を持つ北海道ならではのこれらの料理の数々は、なかなか食する機会は少ないかもしれないが、おなかが鳴ることを覚悟のうえ劇場へ足を運んで、ぜひその美しい見た目だけでも楽しんでみてほしい。(Movie Walker・文/トライワークス)