ティム・バートン監督の『バットマン』(89)では名優ジャック・ニコルソンが演じ、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(08)ではヒース・レジャーが演じた映画史上に残る悪のカリスマ“ジョーカー”。その誕生の謎に迫った『ジョーカー』(10月4日公開)から、このたび場面写真が解禁された。

8月28日(水)から開催される、世界三大映画祭のひとつ、第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門をはじめ、第44回トロント国際映画祭のガラ・プレミア部門にも選出されている本作。コメディアンになり、世界を笑わせようとした孤独な男が、狂気あふれる悪のカリスマに変貌していくまでの衝撃のドラマを完全オリジナルストーリーで描きだす。

このたび解禁された場面写真は、コメディアンを夢見る純粋で心優しい男アーサーがピエロのメイクを施しているワンシーン。メガホンをとるトッド・フィリップス監督の「ジョーカーを描いたのではなく、“孤独な男がジョーカーになるまでのリアルなドラマ”を描いたんだ」という言葉を裏付けるように、目に涙を浮かべながら人間味あふれる表情を見せる姿が印象的な1枚となっている。

ジョーカーに変貌する男、アーサーを演じるのは『グラディエーター』(00)や『ザ・マスター』(12)など、これまで3度アカデミー賞にノミネートされたホアキン・フェニックス。本作での彼の演技はキャリア最高との呼び声が高く、悲願のアカデミー賞受賞を期待する声も。ついに明らかにされるジョーカー誕生の切なすぎる真実はもちろんのこと、ホアキンが魅せる圧巻の演技に期待したい!(Movie Walker・文/久保田 和馬)