「プリンセス・プリンシパル」を手がけたStudio 3Hzと「DEVILMAN crybaby」の絵コンテと演出を担当した篠原啓介、「ジョーカー・ゲーム」の野村和也らアニメ界の実力派クリエイターたちが集結したオリジナルアニメーション映画『BLACKFOX』(公開中)の初日舞台挨拶が5日、新宿バルト9で開催。本作で声の出演を務めた七瀬彩夏、戸松遥、大地葉の3名が登壇した。

本作は3人の少女の揺れる感情と、狐面を被った謎の少女の活躍を描いたSFニンジャアクション。近未来の大都市の一角に佇む忍者屋敷に暮らす忍者一族である石動家の長女の律花は、研究者である父親に憧れていた。しかし、平凡で幸せな生活が続くと思っていたある日、何者かによって屋敷が襲撃を受けてしまう。絶体絶命の危機に、律花は果敢に立ち向かっていく。

七瀬が演じるのは忍者一族の後継を期待されている石動律花/リリィ役。緊張の面持ちで登壇した七瀬は、幼少期の律花と成長した律花、そしてリリィの3パターンの演技が必要な役に難しさを感じていたことを告白。また戸松が演じるのは頭脳明晰でチェスを得意とし、超能力さえも巧みに操るサイキッカーのミア。そして大地は律花と同居している少女のメリッサを演じている。

2年前にオーディションが行われ、昨年アフレコ収録が行われたという本作。ついに公開を迎えたことの喜びを語る3人は、オーディションやアフレコの時の思い出や、共演したベテラン声優陣の印象などを振りかえっていく。2回に分けて行なったアフレコのエピソードとして七瀬は、1回目ではガチガチに緊張していたものの、ほかのキャストやスタッフに支えてもらって2回目は緊張せずにできたことを笑顔で振り返り、和やかで和気あいあいとした現場だったことを感じさせた。

また、今年8月にアメリカで行われた「クランチロールエキスポ2019」でワールドプレミア上映された際に、あまりの盛況ぶりに急遽2回目の上映が行われたことを知り大喜びの3人は、日本独特の“ニンジャ”という文化が海外からも受け入れられたことに嬉しそうな表情を浮かべる。そして、迫力満点のアクションが見どころとなる本作を映画館の大画面で楽しんでほしいと呼びかけていた。

本作の劇場公開にあわせて、本日5日からは各動画配信サイトにて、アニメ版の“ご先祖様”に当たる女性忍者の活躍を描いた特撮アクション時代劇「BLACKFOX : Age of the Ninja」の配信もスタート。「ウルトラマン」シリーズや「仮面ライダー」シリーズを手掛けてきた坂本浩一監督が手がけた同作はアニメ版とリンクする部分があり、七瀬もワンシーンだけ出演しているとのことなので、是非ともあわせてチェックしてほしい。(Movie Walker・取材・文/久保田 和馬)