『蘇える金狼』(79)や『探偵物語』(83)など数多くの代表作を遺し、40歳の若さでこの世を去った松田優作。彼の死から1年後に行われた伝説のステージ「CLUB DEJA-VU ONE NIGHT SHOW 松田優作・メモリアル・ライブ」と、関係者へのインタビューを通して松田優作という存在に迫ったドキュメンタリーを収めたDVDが2月5日(水)に発売。それに先駆け、このたび4分38秒に及ぶ長尺予告映像が解禁された。

「CLUB DEJA-VU ONE NIGHT SHOW 松田優作・メモリアル・ライブ」は1990年12月3日に池袋サンシャイン劇場で行われ、その模様を収録した映像は長らく所在不明に。当時来場した約800人の観客のみが目撃した幻のステージとして長らく語り継がれてきた。松田優作を架空のクラブのオーナーに見立て、音楽や演劇、ライブイベントなど様々なアートが融合した不思議なステージとなり、そこで演奏された曲はすべて松田の持ち歌だったという。

出演者も企画を務めた原田芳雄をはじめ、水谷豊や内田裕也、宇崎竜童、世良公則、シーナ&鮎川誠、桃井かおりら錚々たる顔ぶれが集結。松田の盟友だった崔洋一監督が演出を務め、製作を務めたのは2018年にこの世を去った黒澤満プロデューサー。黒澤の死後に発見された素材をもとに、画像や音声を徹底的にブラッシュアップされ、崔監督の細密な編集によって鮮やかによみがえることとなった。

そして崔監督が水谷や桃井をはじめとした「CLUB DEJA-VU ONE NIGHT SHOW」を支えた者たちに29年の時を経て新規インタビューを敢行し、松田の貴重なプライベート写真や歌唱風景と共に、“伝説”となった俳優・松田優作の実像へと迫っていくドキュメンタリー作品「優作について私が知っている二、三の事柄」も収録。

このたび解禁された長尺予告映像は崔監督自らが演出。30年近く秘蔵されていたとは思えないほど鮮やかな音と映像、そして松田優作に向けられた友人たちの熱い想いと共に、“伝説のライブ”の一部が垣間見える圧巻の仕上がりに。松田優作を知る人はもちろんのこと、若い世代の心にも届くこと間違いなしの両作品を通し、昭和を代表するスターに想いを馳せてみてはいかがだろうか。

DVD「CLUB DEJA-VU ONE NIGHT SHOW 松田優作・メモリアル・ライブ+優作について私が知っている二、三の事柄」は2月5日(水)に発売される。(Movie Walker・文/久保田 和馬)