1989年に少女コミック誌「りぼん」で発表され、1995年にはスタジオジブリによって劇場用アニメーションが制作された、柊あおいの『耳をすませば』が清野菜名と松坂桃李のW主演で実写映画化され、9月18日(金)から公開されることが決定した。

本作は、原作の世界観を忠実に再現する「あのころ(過去)」と、10年が経ち、大人になった雫と聖司の関係を映しだすオリジナルストーリー「10年後(現在)」が展開する。読書が大好きな中学3年生の雫は、同級生の聖司と出会う。最初の印象は最悪だったが、雫は夢を追う聖司に次第に惹かれていく。聖司も小説家になるという雫の夢を知り、彼女に想いを寄せはじめる。そして10年の月日が流れ、24歳になった雫は出版社で児童小説の編集者になっていた。小説家になる夢はあきらめ、本を売るために必死な毎日。一方、夢を追い続けて海外で暮らす聖司との間には、いつの間にか距離が生まれていた…。

大人になった雫を演じるのは、『パーフェクト・レボリューション』(17)や『恋は雨上がりのように』(18)など数多くの作品に出演する清野菜名。清野は本作の出演に対し、「雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています」と語っている。また、大人になった聖司を演じるのは、『孤狼の血』(18)や『蜜蜂と遠雷』(19)などに出演し、CMや舞台などでも活躍する松坂桃李。松坂は「月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います」とコメントしており、W主演を務める実力派俳優の清野と松坂が、どんな演技を魅せるのか期待が高まる。

そして本作のメガホンを取るのは『記憶屋 あなたを忘れない』(1月17日公開)や『約束のネバーランド』(12月18日公開)など、数々の話題作を手掛ける平川雄一朗監督。平川監督は「主演の2人を始めとするスタッフ・キャストの力を集結させ、原作の空気感をそのままに心温まる映画となるよう、まい進したいと思います」と本作への意気込みを語っている。

“あの頃の気持ち”が溢れるであろう、切なくピュアな青春ラブストーリーに期待せずにはいられない!

<スタッフ キャストコメント>

●清野菜名(10年後“現在”の月島雫役)

「このたび、映画『耳をすませば』で、月島雫を演じることになりました。誰もが大好きな名作『耳をすませば』の世界に雫として存在できること、とても嬉しく光栄に思っております。あれから10年。雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています」

●松坂桃李(10年後“現在”の天沢聖司役)

「『耳をすませば』はアニメーション映画で何度も見た作品です。学生生活の日常にある歯がゆさや微妙な距離感で感じる甘酸っぱさ。あのころにしか感じられないものが詰まっていて素敵だなと思っていました。あの物語の“その後”を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕もそうでした。月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います。平川監督とは初主演の作品『ツナグ』でガチガチに緊張していた僕にムチを打ちながら支えてくださった方。監督のお陰で走りきることができました。その平川監督ともう1組むことができる喜びと緊張感を噛み締めながら、撮影に臨みたいと思います」

●平川雄一朗監督

「『耳をすませば』というたくさんの人たちが知っている原作の10年後を描くという実写映画化に大変な緊張感とプレッシャーを抱えていますが、主演の2人をはじめとするスタッフキャストの力を集結させ、原作の空気感をそのままに心温まる映画となるようまい進したいと思います!」

●西麻美(プロデューサー)

「私も大好きな作品『耳をすませば』を実写映画化しようと考えたとき、とても悩みました。ですが、実写映画の形を探るなかで、原作にある中学生時代に加えて10年後の大人になった雫と聖司を描いたらどうだろうと思いつきました。そして、雫役に清野菜名さん、聖司役に松坂桃李さんというお2人が決まったことで、これは素敵な作品にできると確信しました。中学生時代と大人時代を描く実写版『耳をすませば』、楽しみに待っていただけたらと思います」(Movie Walker・文/編集部)