『Love Letter』(95)の岩井俊二監督最新作『ラストレター』の初日舞台挨拶が、1月17日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、松たか子、広瀬すず、森七菜、福山雅治、岩井俊二監督が登壇。クロストークでは、『ラストレター』に引っ掛けて、今年でラストにしたいものというお題で大いに盛り上がりを見せた。

最初に森が「ちょっとしたおつまみがあると、バクバク食べてしまう。最後にしよう、やめなきゃと思いつつ、無限に続いちゃう。今年こそ、私は“ラスト”を最後にしたいです」と宣言。

続いて広瀬が「熱を出しても、どこか痛めても病院には行かないです。でも、行ったほうがいいよと言われて。だから、病院に行かないというのをラストにしたいです」と言うと、福山が「おばあちゃんみたい。古き良き日本人!」とツッコまれ、会場は大爆笑。

福山は「僕は、森さんがおっしゃってたことが理解できます。今年こそは、“ラスト”トイレで寝ないようにしたい。最後にしようと思いつつ、もう1杯飲もうかなとなって。トイレで寝てる場合があるんです」と言って、会場の笑いを取った。

すると、広瀬がすかさず「私がおばあちゃんじゃなくて、福山さんがおじいちゃん」とツッコミを入れると、また会場は大爆笑に。

福山は「おっしゃるとおり」とうなずき「トイレで寝てるんです。それでふたが外れちゃう」と苦笑すると、松が「全国の福山ファン、大丈夫ですか」と心配する。福山は「そういうところも含めて、よろしくお願いします。人生100年世代ですから」とおちゃめに笑った。

最後に、主演の松が「この作品で、魅力的な方々にたくさん出会うことができました。木内みどりさんもそうです。感謝でいっぱいです」と、昨年11月18日に急性心臓死で亡くなった木内に哀悼の意を捧げた。

岩井監督も「一昨年の夏に撮影し、時間をかけて仕上げました。すばらしい俳優さんたちのすごくチャーミングな表現力によって、僕も満足のいく作品になりました」と手応えを口にした。

『ラストレター』は、手紙のやりとりを通して、二世代の初恋が描かれていく感動作。宮城県仙台市出身の岩井監督が、東日本大震災から8年経った故郷の仙台でロケをした。(Movie Walker・取材・文/山崎 伸子)