2018年に公開されるやSNSを中心に大反響を巻き起こし、興行収入19.6億円の大ヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』。その待望の続編となる『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)の完成披露試写会が29日、東京・イイノホールにて開催。千葉雄大と白石麻衣、成田凌、鈴木拡樹、井浦新、メガホンをとった中田秀夫監督が登壇した。

前作で事件を解決に導いた刑事の加賀谷を主人公にした本作。浦野が逮捕されたことで終結したと思われていた連続殺人事件の現場から、新たに若い女性の遺体が次々と発見される。捜査が混迷を極めるなか、加賀谷は最後の手段として刑務所に収監されている浦野への面会を申し込む。そこで浦野が明かしたのは、彼にネット犯罪を教えた“M”という人物の存在。渋々ながらも浦野と手を組むことにした加賀谷だったが、恋人の美乃里が謎の男からねらわれてしまい…。

前作の完成披露と同じ会場で、同じように壇上に設置されたスマホの中から登場したキャスト陣。前作に引き続き加賀谷役を演じた千葉は「主演です!」と喜びを爆発させると、続編が決まった時の心境について「まさに“まさかの!”って感じでビックリしました。素敵な監督やスタッフ、キャストの皆さんとチームで新たな作品を作れるんだと嬉しく思いました。皆さんを引っ張っていく心構えで臨んでいたので、現場ではブイブイ言わせていました」と満面の笑みで語る。

一方、連続殺人鬼・浦野役で再び登場する成田は、前作での怪演の反響があまりにも大きかったとのことで「初対面の方はほぼ必ずと言っていいほど目を合わせてくれなくて…。『近付かないでください』とまで言われたので成功だなと(笑)。中田監督ありがとうございました、と思って過ごしていました」と明かす。すると中田監督は「(前作の時に)北川さんが『人間の目ってこれだけ大きく開けるんだ』っておっしゃってましたね。あのシーンは成田さんの発明ですから」と、前作をきっかけに演技派俳優としての素質を開花させた成田にあたたかな賛辞を送った。

そんな中、ヒロインの美乃里役を演じた白石は「ちょど去年の夏頃、本作の撮影をしていた時期に卒業のことを悩んでいた」と、先日乃木坂46からの卒業を発表したことに自ら言及。「でもこの作品にかける想いが強かったので、とにかく全力で出し切っていこうと思っていました。撮り終わった時に、卒業に繋がるものがあったので、いまかなと思って発表しました。勉強になることもあったし、自分の成長にも繋がったので、この作品に出会えてうれしく思います」と振り返る。

そんな白石に対して千葉は「まっすぐな姿勢が同じ役者としてカッコいいと思いましたし、宣伝活動でも支えられました」と語り、共演シーンのなかった成田も「撮影を見に行った時に、白石さんからものすごい覚悟を感じた。白石麻衣の強さを感じて、本当に感動しました」と大絶賛。その言葉を受けて白石は「これからもたくさん演技をしていきたいので、この作品で一皮剥けられたらいいなと思います」と今後の女優活動への意気込みをのぞかせていた。(Movie Walker・取材・文/久保田 和馬)