能登半島地震で被害を受け運転を停止している七尾大田火力発電所について、北陸電力は夏までに復旧工事の完了を目指したいとしてます。

北陸電力によりますと1月1日の発災当時、運転中だった七尾大田火力発電所の1・2号機は保護装置が作動し、緊急停止しました。地震により構内では道路が陥没したほか、石炭を運ぶ機械が倒壊するなどし主力の発電設備がストップしているということです。

七尾大田火力発電所

また、19日までに施設の点検が完了し、このうち1、2号機のボイラーではそれぞれ100か所以上の損傷が新たに確認されました。

北陸電力火力CN戦略チーム・松井哲郎統括 課長は「数が数百か所にわたる。変形した配管の場合は取り換え、また足場を組んで切断して必要な部位を運んでと数多くのステップを踏むことになる。そういった意味で相当の期間がかかる」と話していて、北陸電力では、900人体制で復旧作業にあたっていて需要が高まる夏までに工事を終え電力の安定供給を目指したいとしています。