地震の被害想定の見直しをさらに進め、防災意識を高めます。

石川県の防災会議が11月24日開かれ、震災対策や被害想定の啓発に向けて、有識者らが意見交換しました。

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参加者
「われわれのところが海に近いから、本当に津波は大丈夫なんですか?と」
「津波は地震の後にやってくるので、地震想定がしっかりできたら、もう一度見返すということが大事」

県の担当者や学識者らが出席して開かれた震災対策部会では、地震被害想定の見直し手法について議論を交わしました。

季節や時間帯などの想定シーンについてこれまでは冬の夕方のみでしたが、県からは冬の深夜や夏の昼間を加え、少なくとも3パターンを想定することが示されました。

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参加者からは、積雪や強風など複合災害の可能性を認識し、地域の特性もふまえた設定が必要との意見があがりました。

また、頻発する珠洲市周辺の地震について金沢大学の平松良浩教授から現在の状況など説明がありました。

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金沢大学 理工研究域・平松良浩教授
「9月くらいにやや地殻変動が大きくなったあと、最近また静かになりつつあるが、まだ終わっていない」

平松教授は地殻変動が終わらない限り地震活動はしばらく続くという認識を示しています。

県危機管理監室 村上勝危機管理監
「被害想定の結果をどのように県民に届けていくか、そういった点についても貴重なご意見をいただいた。現在持っている本県の被害想定に加え、項目の厚みを増していくことが非常に重要」

県は今後2年の間に策定の過程も公開しながら、地震被害想定をまとめることにしています。