石川県では県営の住宅団地に大学生が入居できるモデル事業を今年7月から始めることにしました。
これは26日に開かれた会見で馳知事が明らかにしたものです。
県営住宅団地については入居者の高齢化や、自治会活動の維持などが課題となっています。
このため県では県内大学の在学生を対象に住宅に入居してもらうことで課題の解決を図ろうと、金沢市の平和町団地に3DKの間取りの2戸を用意します。
シェアハウスとして3人まで友人同士で住むことも可能ですが入居の条件として清掃活動や高齢者の見守り行事への参加など自治会活動の参加を求めています。
7月から募集をはじめ8月以降の入居開始を目指していて、今後、事業の結果を見ながら戸数や他の団地にも対象を増やすことを検討することにしています。