今年5月に珠洲市で震度6強を観測した地震で、石川県は被害を受けた住宅が対象となる応急修理制度の申し込み期限を3か月延長します。

住宅の「応急修理制度」は、国の災害救助法が適用された自治体が、住民からの申し込みを受け、工務店などに修理を依頼するものです。県によりますと、5月の地震による申し込みは今月8日時点で414件に上り、このうち修理が完了したのは173件と、半数以下にとどまっています。

馳知事は、珠洲市内では施工業者の数に限りがあるとして、ことし11月までだった申し込み期限を、来年2月4日までに延長するとしました。