トラックドライバーの時間外労働の制限など、物流業界の2024年問題を見据え、企業も対応に乗り出しています。

飲料メーカー・サントリーの新たな配送拠点「石川金沢配送センター」が、8月から石川県白山市で稼働を始めています。

これまで9か所あった倉庫を1つにまとめ、最新の自動システムにより、作業の効率化や人手不足の解消を目指します。

サントリーホールディングス 物流部・大泉雪子 部長
「(商品を)届けてはじめてわれわれのビジネスが成り立つ。人手ではなくて自動でできるものに対しては、今後も取り組んでいきたい」

サントリーでは施設の稼働により、ドライバーの労働時間を年間およそ4400時間削減できるとみています。