郵便局の空きスペースを活用し離れた医療機関と患者を結ぶオンライン診療が15日から全国で初めて石川県七尾市で始まりました。過疎地域での医療に効果が期待されます。

この実証実験は、全国の郵便局ネットワークを活用し地域の課題をデジタル技術を使って解決しようというもので総務省と日本郵便が協力して取り組みます。

モデルケースとなった七尾市の南大呑地区は過疎化が進み県内に14ヶ所ある4キロ四方に医療機関がない無医地区の一つとなっていて、高齢者は通院に不便を感じているのが実情です。

兵藤遥陽アナ「郵便局内にはプライバシーが確保された個室が設けられ、インターネット回線で接続されたこの画面を通して、オンライン診療が受けられます」

診療は、地区から最も近いおよそ15キロ離れた七尾市の「ねがみみらいクリニック」と「アルプ薬局七尾万行店」が担当します。

クリニックに予約を入れた後、健康保険証を郵便局で見せてオンライン診療を受けます。

通信については郵便局員がサポートし、必要な薬は、後日自宅に郵送されることになっています。

総務省北陸総合通信局 菱田光洋局長
「最初から全てうまくいくとは思っていないどういう課題があるのか郵便局員がどういうサポートをすればいいのか3か月の間検証する全国展開していきたいと思っている」

このオンライン診療は来年2月16日までの毎週水曜日と金曜日の午後2時から4時まで行われ、診療代は郵便局で支払います。

総務省では、実証実験を通して課題や効果を検証し地域医療の発展のため日本全国に広がることを期待したいとしています。