馳知事の東京オリンピック招致にかかわる政府の機密費発言をめぐって、石川県議会で再び非難の声があがりました。国の機密費を使いIOC委員にアルバムを贈ったという、自身の発言について問われた馳知事は、8日の一般質問でも淡々と質問に応じます。

馳浩 石川県知事
「五輪招致に関する発言については複数の事実誤認があることを私自身で確認したため、誤った事実が報道を通じて拡散することは本意ではありませんのでその日のうちに全面撤回したもの」

すると…質問した自民党の善田善彦議員は再び問い詰めます。

自民党 善田善彦 県議
「自席から再質問したいと思います、初めて再質問しますが…。原稿を棒読みされてすごく残念」「幸福度日本一を掲げた知事に投票した人もたくさんいると思う、そういった人を裏切っていると思う」

身内ともいえる自民党県議から異例の再質問を受けます。

馳知事
「…改めて今回の私の発言により、県民の皆様にご心配をおかけしていることについてはお詫びを申し上げる」
またもや手元の書面に目線を落とし、同じ弁明を繰り返しました。

直後、「議長!全く同じでいいんですか!」という声が議場に響きましたが、質疑はここで打ち切りに…。

再質問をした理由について善田議員は「(答弁が)あまりにもひどいので」と述べ、苦笑い。報道陣の取材に対し「国会ではそういった態度が通じるかもしれないが、石川県知事でありますから誠心誠意、県民に対してしっかりと詫びるところは詫びるべき」と憤りました。

煮え切らない馳知事の対応に県議会はさらに混迷の色を深めています。