東京都の小池知事が5月31日、小学生に向けて特別授業を行いました。授業のテーマは「省エネルギー」で、ソーラーパネルの重要性を説きました。

 新宿区の小学校を訪れた小池知事は、節電方法などを分かりやすく伝える特別授業を開きました。知事は子どもたちに向けて「冷蔵庫にいろいろなものが詰め込んであると、冷蔵の効率がよくなくて、余計電気を使ってしまう」などと話しました。中でも小池知事が子どもたちに熱弁したのはソーラーパネルについてです。知事は「屋根でキラキラと光っているのが太陽光パネル。太陽光パネルによって発電している。太陽光パネルが乗っている家は、ある意味“発電所”でもある」と話しました。

 東京都は脱炭素化の一環としてソーラーパネルの設置の義務化を図る考えで、現在、有識者による会議で一戸建て住宅など新築の建物への義務付けを検討しています。この夏にも逼迫(ひっぱく)することが懸念される電力について、東京都はHTT=電力を「へらす・つくる・ためる」というキャッチコピーを掲げていて、授業でも子どもたちにHTTを呼びかけました。

 小池知事の特別授業を受けた子どもたちの中には「家が一軒家なので、ソーラーパネルを付けてみたいと思った」という声も聞かれましたが、「(家にソーラーパネルを付けようと)あまり思わなかった。お金がかかるから」と話す子もいました。

 ソーラーパネル設置の義務化は都民の意見を集め、取りまとめていく方針です。