新型コロナウイルスに感染した自宅療養者に向けた食料支援も、必要な人に届けるための対応が急務となっています。東京・日野市では自分で食料の調達が困難な自宅療養者に対し食料を届ける事業を再開したばかりです。しかし感染の急拡大で、配達などの対応に追われています。

 日野市では2021年から2022年6月まで行っていた自宅療養者への食料の配達を7月26日から再開しています。日野市・健康課の天野雅章予防係長は「病気の人でも食べやすいゼリー、おかゆは3種類=白がゆ・梅がゆ・玉子がゆ。健康課にいる管理栄養士が栄養バランスや食べやすいものを考えて箱詰めしている」と語ります。その他にも栄養補助食品やごはん、スポーツドリンクなどを含め、3日分の食料が1箱に入っています。

 8月2日までに市内の176人に配達していて、日野市では連絡を受けた後にすぐ食料を届けられるよう、新たにおよそ200人分を準備しています。しかし今後さらに感染者が増えると食料の調達や配達が追い付かなくなる恐れがあるため、市は「ネットスーパーやデリバリーサービスなどを申し込みできる人はそちらを利用して、日野市の食料支援は真に必要な人に届けられるよう協力をお願いしたい」として、なるべく自分たちで食料調達するよう協力してほしいと呼びかけています。また今後、他部署からの応援や配達時間の延長など、対策の強化を検討しているということです。