スズキは3月21日、車両型式等認定を受けた燃料電池二輪車「バーグマン フューエルセル」がナンバープレート(車両番号票)を取得したこと、ならびに今後、公道走行を開始する計画であることを明らかにした。

バーグマン フューエルセルは、同社のスクーター「バーグマン200」をベースに、空冷式固体燃料電池(3.5kW)を搭載しつつ、水素タンクをフレーム内にレイアウトすることで、従来同様のスタイルを実現した燃料電池二輪車。燃料電池はモーター駆動の主動力として用いられ、加速時のアシストとモーターからの回生エネルギーを回収することで燃費向上を図ることを目的としたリチウムイオン二次電池(2.4V/2.9A)も搭載。燃料タンク容量は10L(70MPa)で、モーターはインホイールとしてリアタイヤに装備。重量199kgながら、120kmの航続距離(時速60kmで同社内にてテストした値)を実現したという。

今回、同社は18台のバーグマン フューエルセルのナンバープレートを取得。今後、公道走行を行うことで、燃料電池二輪車の市場性の確認を行っていくとしている。また、水素の充填については、静岡県と福岡県などに設置させた水素ステーションが活用される予定だという。