デジタル地図を手がけているインクリメントPは7月25日、インバウンドソリューションとして地名などの固有名詞を多言語に翻訳する「[MapFan 多言語翻訳サービス」の提供を開始した。媒体ごとに外国語表記が異なるという課題に対応する。

同サービスは、地名/交差点名/施設名などの固有名詞について、観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン(観光庁策定ガイドライン)に準拠した最大13言語14種類に翻訳するというもの。これにより、観光系Webサイトや冊子・チラシなどの紙媒体を制作する事業者や、訪日外国人観光客向けの各種サービス事業を行うインバウンド関連事業者は、手軽かつ安価に観光庁策定ガイドラインに準拠した多言語翻訳データを使えるようになるとしている。

翻訳可能言語は日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語。英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4言語を基本に、オプションとしてそのほかの言語の対訳表を作成する。

また、観光地現地の看板とパンフレット上に記載された地名の翻訳表記が異なっているという課題は多く、観光庁は多言語対応の改善・強化を目的として各地域での「多言語表記ガイドライン」の作成を推奨している。そのため同社では、自治体が保有している観光地や自然地物などのリストからガイドラインとして定めたい名称を指定することで、MapFanの多言語データベースとのマッチング結果から多言語の対訳表を提供するという自治体向け特別プランを用意。自治体のガイドラインとして活用することができ、価格は10万円から。