日々の生活において、整ったインフラの重要さ、有り難さを認識することはなかなか無いもの。地下に張り巡る下水道もそのひとつ。2015年には下水道法の一部が改正され5年に1回以上の点検や、記録・保存の維持管理が義務化されているが、施設の老朽化や予算・人員の削減など下水道事業を取り巻く環境は、厳しさが増しているという。

国際航業、メタウォーター、管清工業の3社はそれぞれが持つICTをクラウドに結集、下水道管路点検・維持管理業務を支援するクラウドサービスとして提供することを31日、発表した。

ウォータービジネスクラウド(Water Business Cloud)は、上下水道に関わる事業者など"持続可能な水環境"を目指し、その課題解決を提供するためのプラットフォームで、設備の監視や情報の視覚化などクラウドを通じたサービスを集約している。メタウォーター提供のこのクラウドプラットフォームに国際航業が開発している「クラウドGIS(地理情報システム)」、管清工業が開発する下水道維持管理データベース「KANPACK」が連携する。

提供されるサービスは、下水道管路の点検・維持管理業務を効率的に支援するもので、タブレット入力からサーバ保管、定型帳票作成まで巡視・点検をはじめ、共有できる苦情ワークフローの登録や緊急時の図面や施設情報や計画策定まで下水道の維持管理に寄与でき、PDCAサイクルの構築、継続へと向かえるようになる。