LSIメディエンスと丸紅は、フィリピンの民間病院グループであるMetro Pacific Hospital Holdings(以下、MPHHI)との合弁会社となるMedi Linx Laboratory(以下、Medi Linx)を設立し、日本の最新技術を用いた集約型検体検査サービス事業を8月より開始すると発表した。

フィリピンは、過去5年間のGDP成長率が年6%以上を維持しており、今後の成長が期待されている。その一方で、急激な人口増と高齢化の進行により医療需要の拡大が見込まれ、医療機関の整備と品質の向上が喫緊の課題となっている。同事業は、マニラ首都圏の医療機関や研究機関が外注する検体検査業務をMedi Linxが受託し、委託元から回収した検体を中央検査センターで集約的に検査し、検査結果を提供するものとなっている。

現在、日本で実施されている検体検査の種類は約4,000種類だが、フィリピンにおいては700〜800種類にとどまっている。Medi Linxは、LSIメディエンスの日本式検体検査サービスを導入し、展開することによってフィリピンの検体検査レベルを向上させ、フィリピンの医療サービスの向上に貢献していきたいとしている。また、将来的には、マニラ首都圏のみならずMPHHIが病院事業を展開する他の大都市にも同様のサービスを拡張していく考えだ。