テクマトリックスは8月8日、無害化ソリューションの補完製品として米Menlo Securityの「Menlo Security Isolation Platform(以下、MSIP)」オンプレミス版の販売を開始した。価格は別途、問い合わせとなり、同社では2018年3月末までに50以上の企業、団体に販売を予定している。

MSIPは、クライアントとインターネットの中間のプロキシの位置で動作し、MSIP上の専用コンテナ(DVC:Disposable Virtual Containers)と呼ばれるマイクロVMの中で、クライアントからのすべてのコンテンツを実行させるため、コンテンツにマルウェアが存在したとしても、そのコンテナ内でしか活動できないことから、クライアントサイドの企業内システムへの侵入を防ぐことが可能だという。

クライアントのブラウザには、アダプティブクライアントレスレンダリング(ACR)を使い、表示情報のみをブラウザに転送する。これにより、完マルウェアフリーのブラウザ環境を提供するとしている。

また、自社に設置済みのプロキシーやセキュアウェブゲートウェイと組み合わせて、顧客専用のWeb分離・無害化プラットフォームとして利用可能であり、クライアントPCにソフトウェアをインストールする必要がない。さらに、Webサイトのドキュメントをアクティブコンテンツを含まないHTML5に変換するため、当該ドキュメントをダウンロードすることなく、安全に閲覧することができるという。

加えて、AD のグループごとにポリシー設定を可能とし、利用者の利用状況や、アクセスポリシーなどを細かく設定が可能。同社では、これまで培ったノウハウをベースに顧客へのMSIPの設計・構築・保守・運用に至るまでのMSIPオンプレミス版の各種サービスをワンストップで提供していく。また今後は、MSIPに対する同独自の新たな付加価値サービスを提供する予定だ。