Internet Systems Consortiumは8月4日、「BIND9 Performance History|Internet Systems Consortium」において、BIND 9における性能モニタリングの取り組みを紹介した。過去にパフォーマンス改善をうたって盛り込んだ改善が性能の劣化につながったことが何度かあったため、こうした事態を回避できるように取り組みを進めていると説明している。

BINDは世界中で利用されているソフトウェアで、インターネットにおける名前解決に関して重要な役割を担っている。

リリースごとのパフォーマンスの違いを比べると、BIND 9.9系はBIND 9.9.6でパフォーマンスが劣化しており、BIND 9.10系ではBIND 9.10.0のパフォーマンスが低い。パフォーマンスを改善するという目的で機能が取り込まれたバージョンだが、Internet Systems Consortiumはパフォーマンスチェックに利用したハードウェアが古いもので現在のハードウェアの事情に対応できていなかったとしている。

こうした経験を経て、Internet Systems Consortiumはパフォーマンスチェック用に新しいマルチコアマシンを購入したと説明。リグレッションが発生しないように「ISC Performance Lab」の取り組みを進めていると説明している。