インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月13日、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日〜2022年3月31日)を発表した。売上高は前の期比6.3%増の2263億4000万円、営業利益は同65.3%増の235億5000万円、純利益は同61.4%増の156億7000万円だった。売上高、営業利益ともに3期連続で過去最高を更新した。

インターネット接続やセキュリティなど法人向けのネットワークサービス事業が牽引し、増益を継続した。同事業の売上高は10.3%増加。特にサービスの粗利増加により、営業利益は前年同期比65.3%の235億5000万円となり、営業利益率は10.4%だった。

また、セキュリティサービス事業も堅調な成長をみせている。同事業の売上高は20.6%増の222.2億円。メールやWebセキュリティなどのサービス売上が順調に推移しているほか、ネットワーク・システムの監視およびインシデント対応を行うサービスの契約数が伸びている。

インターネットトラフィック増加や広帯域化により、インターネット専用線接続サービスの売上高は、2期連続で前年同期比10%を超え、21年度は136億8000万円だった。

2023年度3月期の連結業績については、売上高は10.5%増の2500億円、営業利益は15.5%増の272億円、純利益は11.7%増の175億円とそれぞれ見込む。同社は想定を超える増益進展を受け、2023年3月末までの営業利益率目標を10%超(2021年11月発表)から11.5%へと上方修正した。IIJ 代表取締役社長 Co-CEO&COO の勝栄二郎氏は「デジタル化の波が勢いを増して押し寄せている」と語った。