映画『OVER DRIVE』(6月1日公開)のスペシャルステージ&完成披露試写会舞台挨拶が17日、東京・六本木ヒルズアリーナ及びTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、東出昌大新田真剣佑森川葵、北村匠海、町田啓太、要潤、羽住英一郎監督が登場した。

同作は、公道を全開走行で駆け抜ける自動車競技「ラリー」を題材に、若者たちの熱い愛と絆を描いたオリジナル作品。誇りと絆との間で揺れ動くメカニック・檜山篤洋(東出昌大)と、その弟である天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)の物語となる。『海猿』『MOZU』『暗殺教室』などで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取った。

メカニック役の町田は「撮影が始まる2カ月くらい前からメカニックの練習をさせてもらてたんですけど、でっくん(東出)がずっと専門医知識ばかり言うから、メカニックの人たちも『すごいな』みたいな顔をしてた」と明かす。東出は「ラリー競技見ても、花形はドライバー。女性ファンはドライバーに行くし、メカニックを覗いてるのって男の人ばかりなんですよ。この映画はメカニックにも光が当てているし、男性が観ても面白い自信がある」とアピールした。

町田はまた、東出が出演者に送ったメールについて暴露。「この映画の初号を観た東出くんが興奮気味にすっごい長い文章を送ってくれたんですよ。なんて真面目なんだと思って、僕らからしたら返信したいじゃないですか、そしたら一番最後に『返信は結構です』って」と、謙虚な東出の様子を明かす。

町田が「手間だろうと思って、優しさからだと思うけど、お願いだから返信くらいさせて欲しい」とお願いすると、東出は「なんか恥ずかしかったんです」とかなり照れた様子に。「みんなで一夏の青春を送れて、200%人に勧められる素晴らしい出来になった、みんなだからできた。普段からいうのは恥ずかしいんですけど、本当にありがとうというのを、最後の最後だと思って送ったんですけど、ちょっと恥ずかしいと思って」と理由を熱弁した。

出演者陣の仲の良さは度々話題に。舞台挨拶では、東出が「監督のよく言う言葉で、僕も好きなのが『バカになれ』って。役者バカであったり馬鹿正直だったり、バカの純粋性には嘘がないので、そういう作品にしたかった」と語る。「本当に裏表なく、まずは仲良くなること。大人になると壁を作ってしまいがちなんです。特に僕は」とポイントを表す。

東出はさらに「太陽のようなマッケンが、会った瞬間にいきなりハグしてきて『兄貴よろしくな』って言ってくれたし、共演者に恵まれて、バカみたいに熱くなりながらこの映画を撮りました」と振り返る。新田は「台本を読んだ時にこれはもう兄貴に抱きつくしかない! と思いました」とハグの意図を明かした。

改めて東出は同作について「僕はこの映画は逆境に立ち向かう人たちの話だと思います」と語る。「逆境というものを経験したことがない人はいないと思います。逆境に立ち向かう勇気をあたえてくれる作品だと思います」と熱く同作をアピールした。