女優の山田杏奈が主演を務める映画『ひらいて』(2021年秋公開)の追加キャストが19日、明らかになった。

同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえに片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。

この度明らかになったのは、主人公の女子高生・木村愛役の山田杏奈と共に、熾烈な三角関係を描く主要キャスト2人、そして物語を彩る豪華キャストたち。愛が恋するクラスに馴染めない少年・西村たとえ役を、ジャニーズJr.内グループHiHi Jetsメンバーの作間龍斗が演じる。映画初出演ながらも深みのある演技を披露し、透き通るような存在感は、まさに愛が必死に求める静けさと堅実さを兼ね備えたたとえそのものとなっている。

愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・新藤美雪役には『ソワレ』(外山文治監督/2020)で主演を務め、5月公開を控えた『HOKUSAI』(橋本一監督/2021)に出演し活躍の場を広げる注目の新進女優、芋生悠が抜擢された。穏やかで純粋無垢な、決して目立つことのない美雪。愛とは正反対の儚く守りたくなるような魅力をまとった少女を、持ち前の表現力で演じきる。

また、愛の担任・岡野屋を山本浩司、国語教諭・藤谷を河井青葉、養護教諭の守屋を木下あかりが演じ、愛の母・木村頼子役の板谷由夏は愛の歪んだ感情に気付かない盲目な母親を表現。美雪の母親・新藤泉役の田中美佐子は優しさに溢れた美雪を愛情を込めて育てる母親を、たとえの父・西村崇役の萩原聖人は、たとえが抱える家庭問題の原因となる抑圧的で暴力的な父親のヒステリックな姿を渾身の演技で体現する。
○作間龍斗 コメント

西村たとえ役を演じさせていただきました、HiHi Jetsの作間龍斗です。
この映画への出演のお話をいただいたとき、率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることが出来るのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることが出来ました。
僕は、『ひらいて』という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。
皆さんにこの作品を観てもらう事が楽しみです。
○芋生悠 コメント

新藤美雪役の芋生悠です。
長く続く夜から覚めたような日々でした。あの苦しみに揺らぐ姿を抱きしめることが定めだったような気がしています。あなたを、彼女を、私はこれからも愛しています。
監督キャストスタッフ全ての総力を結集して届けられたらと思います。待っていてください。