じゃらんリサーチセンターはこのほど、全国1万5,555人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2017」を実施。「テーマ別・都道府県魅力度ランキング」では、地元ならではのおいしい食べ物が多かった1位は高知県、魅力のある特産品や土産物が多かった1位は沖縄県、魅力的な宿泊施設が多かった1位は大分県となった。

同調査は観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行実態を把握するため、出張・帰省・修学旅行などを除いたマーケットの動向を調べている。2016年度(2016年4月〜2017年3月)における国内宿泊旅行の行き先や回数、旅行費用などを調査し、今年で13回目の実施となる。調査は、1次調査は2017年4月3〜15日、2次調査は4月10〜25日に実施し、有効回答数は1万5,555件(うち、同居家族モニター41件、旅行件数ベース3万831件)となった。

「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」都道府県ランキングは、1位高知県、2位石川県、3位北海道となった。高知県は2014年度は1位、2015年度は7位と順位を下げたものの、今年また1位を獲得した。「選んだ理由別」の「そこならではの食・特産品に興味があったから」ランキングでも1位を獲得しており、食を求めて訪れる旅行者の期待に応えた形となった。2位の石川県は前年度から2.1pt伸ばすも、1位の高知県には及ばなかった。5位の福井県、6位の山形県、9位の大分県が新たにベスト10入りを果たした。

「魅力のある特産品や土産物が多かった」都道府県ランキングは、1位沖縄県、2位石川県、3位京都府となった。1位沖縄県では「ちんすこう」「泡盛」「シーサー」などが変わらぬ人気。2位の石川県は前年から3.6pt伸ばし、2ランクアップし、「海産物」「金箔」や「和菓子」、「九谷焼」などのコメントが見られる。6位の長崎県、8位の広島県、9位の愛媛県、10位の山形県が新たにランクイン。広島県はもみじ饅頭や牡蠣などに加えて、レモンやカープグッズなどのコメントも寄せられていた。

「魅力的な宿泊施設が多かった」都道府県ランキングは、1位大分県、2位沖縄県、3位岐阜県となった。岐阜県が5ランクアップの3位にランクインし、下呂や奥飛騨などの温泉地への評価が高かった。6位に石川県、10位に栃木県が新たにランクイン。石川県は温泉宿のほか金沢近辺のホテルへの評価も高く、栃木県は温泉宿やファミリー向けホテル、ペンションなど多くの形態の宿がコメントで挙げられていた。

「地元の人のホスピタリティを感じた」都道府県ランキングは、1位沖縄県、2位鹿児島県、3位高知県となった。1位の沖縄県には、「声をかけてもらえた」「店員と話し込んだ」など、地元の人とのふれあいに関するコメントが多く寄せられた。2位の鹿児島県は、「地元愛が感じられる」「鹿児島弁で接してくれた」などのご当地ならではのふれあいが評価されている。4位の山形県は宿泊施設の従業員に関するコメントが目立った。

「子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」都道府県ランキングは、1位千葉県、2位沖縄県、3位和歌山県となった。おなじみの顔ぶれが並ぶ中、6位に大分県、9位に静岡県が新たにランクイン。大分県は別府が人気で、動物園や水族館、温泉プールに加えて、地獄めぐりなどのコメントも見受けられた。また静岡県は、テーマパークや鉄道、海水浴に加えて、いちご狩りなども人気のようだ。

「若者が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」都道府県ランキングは、1位千葉県、2位沖縄県、3位大阪府となった。1位の千葉県は有名テーマパークが圧倒的な人気を誇っている。2位の沖縄県はウォーターアクティビティに加えて街での買い物、島めぐりなども若者に人気のようだ。3位の大阪府はテーマパーク、お笑いライブや飲食店めぐり、買い物などが評価されている。

「大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」都道府県ランキングは、1位沖縄県、2位京都府、3位千葉県となった。1位の沖縄県は、マリンアクティビティやバーでの飲食など。2位にランクアップした京都府は、神社仏閣めぐり、祇園などの街歩きだけでなく、近代的な京都駅周辺も評価が高かった。7位の大分県は温泉、別府の地獄めぐりなど、10位の長野県はアウトレットやスノーアクティビティ、またゴルフなどのコメントが寄せられていた。