ワコムが7月31日に発表、8月4日に発売した「Bamboo Ink」は、Windows搭載タブレットや2in1 PCなどで利用できるスタイラスペンです。

Windows PCのペン入力にはいくつかの方式・規格があるのですが、「Bamboo Ink」最大の特徴はワコムAESテクノロジーとMicrosoft Penプロトコルの両規格に対応していること。もちろんそもそもスタイラスに対応していないPCでは利用できませんが、「Bamboo Ink」1本で、下記のとおり非常に多くのタブレットや2in PCのペン入力をサポートしています。

ワコムAESテクノロジーとMicrosoft Penプロトコルのふたつの規格に対応しているBamboo Inkですが、それぞれの規格に対応した製品で利用するためには、Bamboo InkとPC本体でモードを合わせる必要があります。モードは、側面のボタンを2秒間長押しすることで切り替えます。つまり、異なる規格に対応したPCを並べて、モードを切り替えずに交互にペン操作することはできません。

Bamboo Inkは側面にふたつのボタン、ノック部分にひとつのボタンが用意されています。ノック部分のボタンを利用するためにはBluetooth経由でペアリングしておく必要があります。そのためモードを切り替えても、ノック部分のボタンはペアリングしているPCでしか利用できません。たとえば自宅PCとモバイル用PCの両方でペン機能を使う、という人にはちょっと手間ですが、基本的に1つのPCだけで使うという人には問題ないでしょう。

なお、スペック的に留意いただきたいのが連続動作時間。1日2時間で週5日間利用するという条件の連続動作時間はワコムAESテクノロジーでは約5カ月、Microsoft Penプロトコルでは約2カ月と大きな開きがあります。スーパーやコンビニでは、Bamboo Inkの電源となる単6形アルカリ電池を扱っていない店舗も多いので、Microsoft Penプロトコルで主に利用するなら買い置きしたほうがよいですね。

○使い勝手はGOOD! 三角ボディが手に馴染む

さて肝心のスタイラスペンとしての使い勝手は非常に気に入りました。三角形のボディは手に馴染みますし、ソフトタッチの表面加工は滑り止めの効果が期待できます。ただし、加水分解でベタベタになりそうな表面加工なので、長期間保管する際には湿気の少ない風通しのよい場所に置きましょう。

第2回では、使い勝手について掘り下げてレビューしていきます。