説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『サポートが終了したiPhoneでもアプリをダウンロードできますか?』という質問に答えます。

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iPhone 4sなどiOSのサポートが終了したiPhoneでも、アプリをダウンロードできます。もちろん、Apple IDとApp Storeでの支払い手段を持ち、データ通信回線(Wi-Fiやモバイル回線)があることが前提となりますが、"旧バージョン"が提供されているアプリであれば、iOS 7やiOS 8といった古いシステムでも利用することは可能です。

多くのサードパーティー製アプリは、古いシステムでダウンロードを試みると「このアプリケーションにはiOS 11が必要です」などとダイアログを表示し、新しいシステムへの移行を促します。iOSの新機能を利用して開発されたアプリは、実行する端末にも同じかより新しいバージョンのシステムを要求するため、旧バージョンのシステムでは動作させようがありません。

しかし、過去にダウンロードしたことがあるアプリであれば話は別です。新規ダウンロードするアプリは、前述したとおり(動作をサポートする)最新のシステムを要求しますが、過去にダウンロードしたことがあるアプリについては、「旧バージョンのダウンロード」を呼び掛けることがあります。

たとえば、2017年12月時点でiOS 8以降での動作に対応しているアプリをiPhone 4s/iOS 7で利用する場合、App Storeでそのアプリのページを開き、ダウンロードを開始します。このとき、以前のダウンロードで利用したApple IDでサインインしていなければなりませんが、入手ボタンが「雲」に変化しているかどうかで判定できます。その「雲」ボタンをタップすれば、App Storeにストックされている(互換性を持つ)旧バージョンのアプリの中から最新のものがダウンロードされるしくみです。

このしくみを利用すると、データ通信の手段を確保できるiPhoneであれば、サードパーティー製アプリを活用できます。最新機能を利用できるわけではなく、セキュリティ面での懸念もありますが、iOSのサポートが終了したiPhoneを再利用することができます。すべてのアプリが旧バージョンのダウンロードに対応するわけではありませんが、試してみる価値はあるでしょう。