東京メトロ・東京都交通局は15日、新たな乗換駅の設定開始について発表した。3月17日から東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅と東京メトロ半蔵門線水天宮前駅、東京メトロ日比谷線築地駅と東京メトロ有楽町線新富町駅が乗換駅として設定される。

人形町駅と水天宮前駅、築地駅と新富町駅はそれぞれ最短で地上約150mと近い距離にあったが、これまで乗換駅に設定されていなかった。東京の地下鉄の利便性・快適性向上、東京メトロ・東京都交通局のサービス一体化の取組みの一環で、これらの駅が新たに乗換駅に設定されることになり、一部ルートの運賃低減や所要時間短縮が図られる。

人形町駅と水天宮前駅は東京メトロ日比谷線・半蔵門線における初の乗換駅設定となる。一例として、東京メトロの路線だけで八丁堀駅から錦糸町駅へ移動する場合、現在は2回乗換え(日比谷線→茅場町駅乗換え→東西線→大手町駅乗換え→半蔵門線)でIC運賃195円だが、3月17日以降は1回乗換え(日比谷線→人形町駅から水天宮前駅へ徒歩移動→半蔵門線)でも同じIC運賃195円で利用できるようになる。

都営浅草線人形町駅と東京メトロ半蔵門線水天宮前駅の乗換えでは運賃割引が適用される。一例として、宝町駅から錦糸町駅へ移動する場合、現在は都営浅草線・JR線利用(浅草橋駅乗換え)でIC運賃307円、都営浅草線・半蔵門線利用(押上駅乗換え)でIC運賃299円だが、3月17日以降は人形町駅から水天宮前駅への乗換え(人形町駅では日比谷線中目黒方面ホーム経由で改札内を通過できる)により、IC運賃269円に低減される。

築地駅と新富町駅の乗換駅設定では、おもに東京メトロ日比谷線上野・秋葉原方面と東京メトロ有楽町線豊洲・新木場方面の乗換えが便利に。東京メトロの路線だけで秋葉原〜豊洲間を利用する場合、現在は日比谷線日比谷駅・有楽町線有楽町駅で乗り換える必要があったが、3月17日以降は日比谷線築地駅・有楽町線新富町駅の乗換えでも同一運賃(IC運賃195円)となり、所要時間短縮も可能となる。なお、新たに設定される各乗換駅ともに徒歩による地上乗換えとなり、「乗換時間が30分を超えますと新たに運賃をいただきますのでご注意ください」とのこと。