駒ケ根青年会議所(JC)は16日、高校生が起業について学ぶ地域志向育成塾を駒ケ根市の駒ケ根商工会館で開いた。同市の赤穂高校商業科の生徒15人ほどが参加。専門の講師から マーケティングの手法を学び、グループワークを通じて地域を活気付けるビジネスプランを考えた。

 同JCは起業家が増えることがまちの活性化につながると考え、起業家育成を今年度の重点事業の一つに位置付けている。同塾は若者が柔軟な発想でアイデアを出し合い、考えを伝える力を身に付ける場にもなればと市内の高校の生徒を対象に6月から開いており、今回で2回目。

 講師は広島市でビジネスプロデュースを行う会社を経営する下宮勇生さん。「アイデアを具現化するためには細かい計画が必要」と指摘し、計画を練るには「現状の地域の課題を把握した上で理想を描き、課題をどのように解決していくのかを考えていけば良い」と助言。高校生はJCメンバー交えたグループごとにプランを考えた。

 あるグループは「駒ケ根には名物になるデザートが少ない」ことに着想した。中央アルプスの天然水を使ったかき氷が観光客の目を引くのではないかと考え、かき氷と一緒に地元で取れた果物のフルーツポンチを入れ、駒ケ根産ゴマなども取り入れたソースをかけることを考案。3年生の酒井あいかさん(17)は「おしゃれなデザートにして価値を高めたい」と話した。

 同JCは今後、プランをまとめて地域向けの発表会を設けるほか、事業化する構想も膨らませている。