先人たちの功績の掘り起こしに取り組む諏訪市内の有志グループ「偉功とふれあう楽しい仲間」(三ツ井磐会長)は30日から、市内の名所旧跡などを巡る催し「神の国諏訪 お宝あそび」を始める。4年目を迎え、一部コースを変更。市内小中学生向けの「特典」も用意し家族での参加も促す。11月30日まで。

 設定コースは▽諏訪大社本宮周辺の上社の杜コース▽高島城周辺の城下町コース▽高島藩主ゆかりの史跡と酒蔵、寺町を散策する寺町・酒蔵コース▽先の宮神社から手長神社を経由して足長神社までの鎌倉・甲州道コース―の四つ。

 今回は観光客も意識し城下町コースを一新。JR上諏訪駅を発着点として高島城周辺のほか、湯小路いきいき元気館周辺の路地を巡る4・2キロコースを設定した。JR東日本と協力して「駅からハイキング」(9月9日〜同月30日)のコースにもなる。

 寺町・酒蔵コースは一部変更。温泉寺境内の国史跡に指定された高島藩主諏訪家墓所もコースに入れた。これまで諏訪市内だけだった上社の杜コースは、10月からは茅野市の前宮まで延長する。

 先着300人限定で受け付ける。希望者は、のぼり旗が立つ市内の事業所で300円を払い、歩きたいコースの地図を受け取る。コースを歩き、各所に置かれた「お宝」を見つけ、「お宝」に書いてあるひらがなや数字を参加証に七つ以上記入。取り扱い事業所に持参すれば歴代の高島藩主の逸話「高島藩10代藩主の物語」(10枚つづり)や、諏訪地方の五つの山の伝説を紹介したつづりをもらえる。

 昨年の参加者は約250人だった。授業の教材にした市内小学校もあり、今年は「子どもたちに地元のことをもっと知ってもらえれば」と特典を用意。参加して応募はがきを出せば無料で茶のお点前や人形作り、こま作り(いずれも8月13日〜12月17日の5回、手長神社)が楽しめる。

 三ツ井会長(76)=諏訪市武津=は「昨年は観光客の集客ができなかった一方、地元の子どもたちが参加してくれた。今年はより多くの人たちが参加できるよう内容を一部手直しした」としている。

 問い合わせは三ツ井会長(電話090・2462・2418)へ。

 取り扱い事業所は次の通り。
タケヤ味噌会館、丸高蔵みそ茶屋千の水、アキヤマ時計店、丸柳大津屋、ヤマザキ、レストラン三ツ石、理容室イトー、ファミリーマート諏訪高島城前店、酒ぬのや本金酒造、河西画廊、金鵄園茶店、石柳北原、手長神社社務所、いずみ屋、伊東酒造、麗人酒造、丸多田中屋、松木寒天産業、信州手焼せんべい本舗