朝日夏季保育大学(朝日新聞厚生文化事業団主催、諏訪市共催)は21日、同市文化センターで始まった。22日まで貧困などの子どもを取り巻く環境に着目しながら、子ども自身が自分の存在意義を肯定する「子どもの自己肯定感」を大きなテーマにして行う。

 保育従事者の教養と技術向上を目的に、同市で1954年から始め64回目になる。2日間で県内を中心に宮城県や福井県などから延べ約1200人が参加。今回は10年ぶりに改定された保育所保育指針の実践法についても共有する。同事業団の大井矢健治業務執行理事はあいさつで「ステップアップする2日間に」と話した。

 21日は詩人の谷川俊太郎さんと、詩人でシンガーソングライターの覚和歌子さんを講師にした講座もあった。2人は自身の詩を次々と披露しユーモアある話でやりとりした。参加者は“対詩ライブ“を楽しみながら言葉の面白さや表現力に感心。子どもたちの創造力を豊かにするヒントにもしていた。

 22日は法政大学教授で社会活動家の湯浅誠さんによる講座「子どもの貧困問題と私たちにできること」もある。