水を張った田んぼで競技する「第19回どろん田バレーボール日本大会」(大会本部主催、長野日報社など後援)が23日、辰野町川島渡戸で開かれた。上伊那や諏訪地方をはじめ、県内外から計56チーム約470人が参加。自然豊かな農山村の魅力を楽しみながら、全身泥まみれになってボールを追いかけた。

 全国各地のどろんこイベントの先駆けとして人気を集める大会で、休耕田など農業資源の活用と地域間交流を狙いに毎年夏開いている。かやぶきの館に本部を置いて呼び掛けたところ、募集と同数の56チームがエントリーした。

 大会は水田に4コートを設け、予選ブロックと決勝トーナメント方式で実施。農作業で使うはぜ木をポール代わりに、わら縄をネットにして農村の雰囲気を演出した。今年はあいにくの雨に見舞われたものの、選手たちは泥しぶきを上げてはつらつとプレーし、応援に訪れた家族や観衆を沸かせた。

 増田平大会長は「みんなで童心に戻ってプレーし、笑顔で楽しんでくれたのが何より。地元住民とファンの熱意によって支えられている大会。今後も協力しながら内容充実を図っていきたい」と話していた。