伊那市西箕輪小学校の1年生と大地学年の児童たちが25日、トウモロコシの皮むきを体験した。市教育委員会が重点的に取り組む「農業のある学校」の一環で計画し、同校と隣接の西箕輪中学校で同日の給食に使うトウモロコシ260本(680人分)の皮をむき、食への関心を持つきっかけにした。

 普段は業者に依頼している作業を児童たちが体験。給食食材の準備を手伝うことで、生産者への感謝の気持ちを養い、いろいろな人たちの手を介して毎日の給食ができていることを学んだ。

 作業の前に埋橋恵美栄養教諭がトウモロコシについて説明。地元産の食材が給食に使われていることを教えると、「トウモロコシはとりたてがおいしい。きょうは朝とったばかりのトウモロコシをお昼にいただきます。給食室のお手伝いをお願いします」と呼び掛けた。

 児童たちは1人で3〜4本ずつ受け持ち、皮をむいた。保育園で体験したことのある児童が多く、手際よくこなしていた。食べる人のことを考えながらのお手伝いで、「おひげがいっぱいあって、取るのがめんどうだけど頑張る」と女子児童。「きれいなトウモロコシでおいしそう。給食でおかわりできるかな」と話す児童もいた。