諏訪市が、JR上諏訪駅西口で管理する道路「柳並線」について、諏訪湖畔を走る市道湖岸線までの延長を計画していることが27日、分かった。実現すれば駅から湖畔まで直結する道路になり、交通や観光を含むまちづくりに大きく影響する可能性がある。

 市は8月3日の市議会全員協議会で内容を説明する方針。金子ゆかり市長は27日の定例会見で「詳細は全協で説明する」と述べるにとどめた。

 柳並線は並木通りに接する大手1丁目からファミリーマート上諏訪駅西店近くの湖岸通り4丁目までの延長434メートル、幅員20メートルの都市計画道路。西口一帯の土地区画整理事業に合わせて1990年に現在の形状に整備された。

 周辺には諏訪湖ホテルや民家がある。道路延長する場合、同ホテルを運営する片倉興産(東京)所有の敷地の一部を市に売却する可能性もある。同社の片倉信一常務取締役は取材に「まだ流動的な面があり、現時点では何とも申し上げられない」とし、今後のホテルの運営形態については「検討中」とする。

 駅西口のあり方をめぐっては、市が設置する「駅周辺市街地あり方検討会」でもテーマの一つになっている。周辺の商業関係者や住民の有志が今月10日、「西口から諏訪の未来を創る会」を発足させるなど地元でも活性化策を模索する動きがある。