第65回岡谷きつね祭(実行委員会主催)が29日、岡谷市中心市街地の童画館通り、中央通りなどを会場に開かれた。メインイベントの一般公募カップルによる「きつねの結コン式」では、大勢の市民が繰り出して花嫁・花婿を祝福。商店街の各所でさまざまなイベントが行われ、夏休みの家族連れでにぎわった。

 「結コン式」で主役の花嫁・花婿を務めたのは公募で選ばれた塩尻市広丘吉田の会社員、櫻井譲司さん(30)隆子さん(29)夫妻。稚児行列や長持ちなどと一緒に、童画館通りにあるお福稲荷からイルフプラザ前のメイン会場までゆっくりと歩き、沿道で見守る市民から声援を受けた。

 結こん式では今井竜五市長や林新一郎岡谷商工会議所会頭らの立会いで人前式を挙げ、末永い愛を誓った。2人は、「こんな大勢のみなさんに祝福されてうれしい」と満面の笑顔だった。

 今年は花嫁の隆子さんの勤務先がレイクウォーク岡谷にあるため、結コン式後に行う恒例のパレードに先立って、同モール内でお披露目と宝投げを実施。大勢の買い物客らの祝福を受けた。

 会場一帯では各所で路上パフォーマンスや屋台、フリーマーケット、若手まちづくりグループ「だもんで」が市内の飲食店と連携したカツサンド10種類を販売する「ワールドカッツ」、岡谷味噌組合による「岡谷味噌のヒ」イベントの味噌食べ比べなど多彩な催しが繰り広げられた。来場者にキツネのフェイスペイントを施すサービスもあり、老若男女が愛らしいキツネとなって祭りを満喫。空くじなしのスタンプラリーもあり、商店街を大勢の人が行き交った。