県教育委員会は1日、高校教育の方向性を示す「学びの改革」に関する中学生と保護者を対象にした意見交換会を諏訪市文化センターの会場を皮切りに始めた。諏訪地域の中学2〜3年生5人と保護者の計10人が参加。グループ討論を行い、望む高校像について意見を出し合った。

 中学生、保護者の各グループに分かれて意見交換。高校の授業に期待することについて生徒からは「遠くから通えるよう授業の開始を遅くしてほしい」「グループで話し合って進める授業がしたい」といった意見が出た。クラブ活動に関しては「種類がたくさんあって選べるようにしてほしい」と希望した。

 保護者は高校教育について期待することを議論。学力向上やクラブ活動の充実などを挙げ、その前提として人間力を身に付ける教育を望んだ。

 グループ討論に先立ち、県教委は「学びの改革」の目指す方向性について、生徒が自ら考えて解決する力を付ける授業をしたいと説明。学校再編は都市部と中山間地で異なる基準を設けて取り組みたいとした。諏訪地域では茅野と富士見が中山間地存立校に当たり、それ以外が都市部存立校になるとした。

 県教委は出された意見を参考に「学びの改革」の実施方針を今年度末に策定する。中学生と保護者向けの意見交換は10日まで県内6カ所で開く。