伊那市高遠町総合支所のあり方を決める高遠町地域協議会と区長会の合同会議は1日夜、同支所で開いた。老朽化が著しい総合支所について、現地での建て替えを市に求めていく方針を決めた。耐震化されていないため、当面は近くの高遠町保健センターに総合支所機能を移す。

 支所の建物は1966年建設。98年に耐震診断したところ、すべての階で耐震性が不足していると結果が出た。市は庁内検討委員会で1年間かけて検討した結果、保健センターへの機能移転が最も適当だと結論を出した。

 会合では「いち早く新築の約束を」(長藤区)、「アンケートの結果、現地での建て替えが48%、移転が25%だった」(上山田区)、「防災の拠点として新築を」(北区)「会員25人全員が現在の場所に造ってほしいと考えている」(高遠町婦人会)など現地での建て替えを求める声が出された。

 地域協の小松雅会長は「(総合支所)庁舎は危険なので早く取り壊し、一時的に総合支所の機能は保健センターに移転しなくてはならない。検討委員会を立ち上げ、市長に要望を届けていく」とした。

 高遠町地区区長会は9日午後7時から、JA上伊那東部支所で市政懇談会「市長と語りた伊那」を企画。高遠町総合支所のあり方について意見を聞く。問い合わせは同支所総務課(電話0265・94・2551)へ。